《保険の注意》医療保険に入っていても、治療費は一度自分で払わないといけない

 たくさんの保険に入ってしまうと、安心していざというときのための貯金を考えなくなってしまう人もいますが、保険に入ったからと言って、手持ちのお金が無くても良いわけではありません。

 保険は基本的に保険の請求をしてから、保険金の給付があるということを覚えておきましょう。

 

◆治療費は一度自分で払う

 自動車保険は、事故が起こった場合に、保険会社の担当者が代わりに相手と交渉をしてくれて、修理費用や慰謝料を支払ってくれるので、自分の財布からお金が出て行くことはありません。

 しかし、医療保険の場合は違います。

 もし、病気になって病院に行き入院して退院した場合に、自動車保険のようなシステムなら退院するときに保険会社の担当者が来てくれて、治療を代わりに払ってくれますが、医療保険の場合は、退院のときに自分で治療費を払って、その後、保険会社に支払い請求をかけて、手続きと審査が終わってやっと保険金が降りることになります。

 そのため、医療保険に入っているからと言っても、治療費の支払いの準備はしないといけません。

 

◆健康保険との違い

 日本の健康保険は、調べれば調べるほど素晴らしい仕組みであることがわかります。病院で入院して退院する場合も、健康保険の場合は、合計の治療費から健康保険の自己負担分だけを支払えば良いので、後日請求する手間もかかりません。

 ただし、高額療養費制度の場合は後日請求が必要になります。

〜知らなきゃ損する高額療養費制度とは?〜

 

◆手元にお金がない場合には貸付制度もある

 大病を患ってしまい、大金が必要になった場合に手元にお金がないときには、「高額療養費貸付制度」という制度もあります。

 高額療養費がもらえるまで、医療保険の保険金が支払われるまでの資金がない場合は、無利子ですので、利用すると助かると思います。

〜高額医療費の支払いのための貸付制度「高額療養費貸付制度」〜

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