大きな会社には、会社に団体保険というものがあります。
団体保険には民間保険には無いメリットがたくさんあるので、民間保険を検討する前に必ず会社に団体保険があるかどうかチェックしたほうが良いです。
◆会社の団体保険のメリット
会社の団体保険は、そこに勤めている社員やその家族しか加入できない保険です。営利目的ではないため、保険の営業のコストが必要無く、利益を出す必要もないため、保険料が他に比べて格段に安いです。これが、民間保険を検討する前に、必ず団体保険を確認したほうが良いという理由です。
保険料が安いため、会社の団体保険で必要な分だけまかなって、足りない保障は別の保険に加入するのが一番だと思います。団体保険以外の保険に加入していない人も多いです。
1年更新であることが多く、加入者への保険金の支払い状況に応じて余った金額を返金してくれることもあります。
◆会社の団体保険のデメリット
共済のように保障がセットになっていることが多いため、単品の保障だけが必要な人には向いていないかもしれないですが、そもそも保険料が安いので、保障が手厚くなっても問題無いかもしれません。
基本的には定期保険なので、終身保険に入りたい人にも向いてません。
また、会社を辞めたら保険に入れなくなってしまうので、定年退職後や転職後にも保障が欲しい人は、民間の保険に加入する必要があります。
年に一度しか募集していなく、募集期間が限られていることも多いので、加入の前には時期に気をつけましょう。