《保険のセールストークの罠》おすすめ保険の理由とは?

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 セールストークで「こちらの保険がおすすめです!」と言われた保険。本当にそれはあなたにとって良い保険なのでしょうか?

 「おすすめ保険」は「あなたにとって良い保険」ではない場合もたくさんあります。

 おすすめ保険の本当の理由を説明します。

 

◆相手の状況しだいでおすすめは変わる

 まず、これを知っておいて欲しいのですが、保険って相手の状況を知らないとおすすめ保険なんて提案できないんです。つまり「誰にでも良い保険」なんてものは存在しません。

 「利回りが良い養老保険なら誰にでも勧められるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、保険の性質上利益が出てお金が返ってくるまでには、お金を保険会社に支払って預けるような形で長期間拘束される必要があります。長期間拘束されるのがその人のライフプランに合わない場合もあるので、やっぱり誰にでも勧められる保険というものはないです。

 一般的なおすすめ保険とは、「ある状況、ある条件で一番保障や効率が良い保険」というわけです。


◆リベートが大きい保険

 保険を売る営業は、契約を取ることで保険会社から営業報酬をもらいます。代理店などの場合は契約が一件も取れなければ売上はゼロです。

 そのため、保険の営業や代理店は報酬の大きな保険を契約してくれるとうれしいです。中にはお客さんの状況より、自分の利益を優先し、条件が悪くても報酬が高い保険をおすすめとして勧める営業もいるので、注意してください。

 

◆広告料をもらっている

 保険の本を何冊も読んでいると、書き手の意思がなんとなくわかってきます。そして、保険の本の中には、他の本で叩かれているような商品を「おすすめ」として紹介している本もありました。他の本と読み比べてみても、なぜその保険を勧めているのかがわからなかったのですが、多分、保険会社から広告料をもらっているんじゃないかと思います。

 雑誌の「おすすめ保険ランキング」なども、広告料をもらっている場合があるので、完全に鵜呑みにしないほうが良いでしょう。

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