民間の保険を検討する前に、まず知ってほしいのが公的な保険です。日本の健康保険は知れば知るほど素晴らしいと思いました。民間の医療保険ではとてもカバーできないような内容の補償があります。
健康保険は3種類の別れています。
・「健康保険」
・「共済組合」
・「国民健康保険」
です。これらは、職業や年齢などによって加入先が変わってきます。
◆「健康保険」
会社員やその家族が加入するのが「健康保険」です。健康保険もさらに2種類に分かれています。
・「組合健保」…企業が健康保険組合を作って運営する
・「協会けんぽ」…国あ全国健康保険協会に委託して運営する
◆「共済組合」
公務員が加入するものが共済組合です。
◆「国民健康保険」
健康保険、共済組合以外の自営業者などの地域住民が加入する保険です。これは市町村によって運営されています。
◆それぞれの保険の違い
それぞれ運営している機関が違うので、窓口が違います。保険証を見てもらえばわかりますが、発行元がそれぞれ違います。
医療費が高額になったときの高額療養費制度の申請する先も、それぞれの保険証の発行先になっているので注意しましょう。