《おすすめ保険の選び方》こんなときにはどの保険

◆こんなときにはどの保険

 保険と言っても、家事に備える保険、自動車事故に備える保険、病気に備える保険、子どもの将来に備える保険など、たくさんの種類の保険があります。

 そこで、「こんなときにはどんな保険に加入したらいいの?」ということをわかりやすくまとめてみました。

・家が火事になったときのための保険
・死亡後に家族にお金を残す保険
・自動車事故のときの保険
・自転車事故のときの保険
・子どもが迷惑をかけたときの保険
・ビジネスの事故に備える保険
・老後の生活費用に備える保険
・老後の介護費用に備える保険
・高額な医療費に備える保険
・がんが心配なときの保険
・子どもの学費に備える保険
・借りている家の損害を補填する保険
・家の家具家財の損害に備える保険
・旅行中の事故に備える保険
・地震が心配なときの保険 

 

 

・家が火事になったときのための保険

 家が火事になったときのための保険は「火災保険」です。火災保険は自分の家が燃えたときのための保険ですが、これは隣の家が火事になってもらい火をしたときに効果があります。

 日本の法律では、自分の家が火事になって隣の家に火が燃え移ってしまっても、重過失がなければ賠償責任がありません。そのため、火災保険は自分の家が火元以外のことのためにも必要な保険です。

 

・死亡後に家族にお金を残す保険

 生命保険です。生命保険に入ることで、保険をかけた人が亡くなった場合に家族など指定した人にお金を残すことができます。

 また、一括で支払われるものではなく、毎月決まった金額が支払われる「収入補償保険」というものもあります。家族補償保険や生活補償保険とも呼ばれます。一括でお金が支払われる場合よりも保険料が安い傾向で、家族が大金を管理するのが心配な方にはオススメです。

 

・ 自動車事故のときの保険

 自動車事故にあったときのためには自動車保険に入る必要があります。法律で自賠責保険は加入しないといけないですが、多くの人が自賠責保険以外の保険に追加で加入しています。 

 

・自転車事故のときの保険

 自転車事故のために保険をかける人が最近増えています。その背景には、自転車で人にぶつかってしまったときの賠償責任が問題になってきたからです。そのために自転車保険という保険が注目されています。

 

・子どもが迷惑をかけたときの保険

 損害賠償の補償や、裁判になったときに費用なども出してくれる個人賠償責任保険というものがあります。

 

・ビジネスの事故に備える保険

 脱サラしてお店を始めたけど、作った店が台風で水に浸かってしまって商品がダメになってしまったときや、お店で食中毒を出してしまってお客さんに賠償しなければいけないなど、独立してビジネスを始める場合にはいろいろなリスクが考えられます。そのためのビジネス用の保険があり、東京海上では「超ビジネス保険」という商品があります。

 

・老後の生活費用に備える保険

 老後の生活費用が国からの年金だけでは不安だという人には、民間の「個人年金保険」があります。この商品は、払い込んだ保険料を保険会社が運用し、年金の形で受け取る仕組みです。5年や10年といった一定期間で受け取る「確定年金」や、一生涯受け取る「終身年金」、夫婦どちらか一方が生きている限り受け取れる「夫婦年金」などがあります。

 

・老後の介護費用に備える保険

 国による介護保険も始まりましたが、それだけでは心配な方には民間の介護保険があります。所定の要介護状態になった場合に、一括で保険金が受け取れるタイプと、要件を満たしている限りずっと保険金が受け取れるタイプがあります。

 

・高額な医療費に備える保険

 もし、病気になってしまって医療費が高額になってしまうのが心配なら「医療保険」があります。医療保険は、入院1日につき5,000円や1万円の入院給付金がもらえたり、所定の手術につき一回いくらという手術給付金がもらえたりします。

 

・がんが心配なときの保険

 日本人の死因でいつも上位にいるがんに備えるためには、「がん保険」というがん専用の保険があります。所定のがんにかかったら、一括で保険料が支払われる仕組みで、治療費や生活費などいろいろな場面に使うことができます。

 

・子どもの学費に備える保険 

 以前は子どもの教育資金といえば、「子ども保険」「学資保険」などが有名でした。しかし、現在では利回りが低くなり、積立型の終身生命保険を使うなど、子供用の保険以外のものに加入することも多くなっています。

 死亡保障もあり、積立型で教育資金も貯められるので、合理的です。

 

・借りている家の損害を補償する保険

 洗濯機から水漏れがあって、自分の部屋や下の部屋を水浸しにしてしまった場合、タバコの不始末でボヤを出してしまった場合などには、借りている部屋を元の状態に戻して大家さんに返却しないといけませんが、そのときの損害を補填する保険として「借家人賠償付き保険」があります。

 自分の家財の補償や空き巣の被害の補償などもついていたりします。 

 

・家の家具家財の損害に備える保険

 家の家具、家財は意外と高額になります。空き巣や自然災害で損害を受けた場合に保証してくれるのは家財保険です。単品の家財保険もありますが、火災保険や賃貸で部屋を借りたときに入る保険に付随していたりします。

 

・旅行中の事故に備える保険

 海外で病気にかかったり、ケガをしてしまったときには病院に行きますが、海外の病院ではいくら医療費がかかるかわかりません。そういうときのために「旅行保険」があります。

 旅行中の医療費や、ホテルで水漏れをおこしてしまったときの補償、盗難による被害の補償など様々な補償があります。クレジットカードに付帯している場合もありますが、補償内容は様々なので一度確認すると良いです。

 

・地震が心配なときの保険

  火災保険では地震のときの費用は出ないので、地震が心配な方には「地震保険」があります。地震保険は火災保険に加入していないと入れないので注意が必要です。

 地震保険は、地震で倒れた家を建て直すことを目的としたものではなく、地震後の生活の立て直しのための保険であることも知っておく必要があります。

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