【日本の公的年金の補償内容】
以前年金問題が国会を騒がしたこともあり、日本人の年金に対するイメージは悪くなってしまいました。しかも、日本の財政が悪化し、年金の破綻なども噂される場合も出てきました。そんなこともあり、老人のために年金を払い、自分が歳を取ったときには年金がもらえないんじゃないかと考える若者が年金を滞納するという話を聞くようにもなりました。
しかし、「年金」と言っても年を取ったときに受け取る「老齢年金」だけではありません。日本の年金制度は老後を補償するだけのものではないので、きちんと理解しておくことが大切です。
日本の公的年金には「3つの補償」があります。
・「老齢年金」
こちらは一番わかりやすい、高齢になったときにもらえる年金です。年をとったときに月々もらえる年金で、こちらが一番馴染みがあるものではないでしょうか。
・「障害年金」
こちらは、突然の事故、病気などで重い障害を負ってしまったときの年金です
・「遺族年金」
一家の生活を支えていた世帯主などが、ある日突然亡くなってしまったら残された家族は困ってしまいますが、そのときのためにあるものが遺族年金です。