保険にいざ入ろうと思っても、保険はいろんな種類がありますし、さらに掛け金をいくらにしたら良いかなど考えることがいっぱいあります。進められるままに加入してしまっては、保険のせいで家計を圧迫してしまい、生活が苦しくなることも出てきます。
そうならないために、保険に入る前に家の「収入」「負債」「貯蓄」をチェックしましょう。
毎月キチンと家計簿をつけていれば問題ないですが、お金の流れがわかっていない人は、まず最初に家のお金の流れを確認しましょう。お金の流れがわかっていないのならば、まだ保険に加入すべきではないです。なぜなら、保険に加入する前にリスクを自分に今後どんなリスクがあって、それにはいくら必要で、現在どれくらい足りないかなどを考える必要があるからです。
最初に収入について確認しましょう。
◆収入を確認
家に入ってくる収入を確認します。給与明細を取っておけば良いですが、無い場合は前年のモノなら市役所などで所得証明を取ることもできます。毎月の月給とボーナスをきちんと分けて考えましょう。
サラリーマンの場合は、手取り金額ともろもろを差し引かれた総支給額がありますが、今後の税金の優遇のことなども考えて総支給額を元に確認していくと良いと思います。
◆負債を確認
収入を確認したら、次は負債です。負債とは借金のことで、友達に借りたお金、車のローン、カードのローン、住宅ローンなどです。
毎月いくら支払っていて、いつ支払いが終わるかを確認しましょう。そうすれば、自由になるお金がいくらあるかわかってきます。
◆財産を確認
収入、負債を確認したら、最後に財産を確認します。貯金がいろいろな講座に分かれているとしたら、合計していくらになるかとか、株をいくら持っているかなど。
意外と自分の財産って正確に把握できていないことが多いです。
把握できると、入院などで急な出費になったときに、自分にいくら余裕があって、いくらまでなら支払えるのかということが確認できるようになり、無駄な保険に入らなくても良くなります。
◆すべてを確認する理由
もし、この3つのことを知らないで保険を提案するような人がいた場合は、その人は本当にあなたのことを考えて提案しているわけではなく、ただの営業の人です。
相手が何を持っていて、何が不足していて、どういうときにどれくらいのリスク回避のための保険が必要なということを知らなければ、その人にあった保険なんて提案できないからです。
自分のお金の流れを知ると、本当に必要な保険が自分でもわかるようになり、下手な営業で保険に入ることもなくなります。