生命保険は人が亡くなった場合に保険金が支払われることが多いですが、保険の満期に生きていることを前提として入る保険があり、それが生存保険です。
そして、生存保険の中には貯蓄を目的として貯蓄保険というものがあります。
◆貯蓄保険とは?
養老保険や個人年金保険も貯蓄性のある保険という点では似ていますが、この2つの保険には保険料払込み期間中には死亡保障があり、死亡保険金が支払われるのに対して、貯蓄保険はその時の積立金の分しか支払われません。
満期時に満期保険金が支払われるという点は同じです。
養老保険や個人年金保険と貯蓄保険は、貯蓄保険の方が保険期間が短く、保険期間が3年から10年という期間で設定されていて、定期預金に近い間隔の保険です。
◆貯蓄保険のメリット
期間を短く設定しやすいので、近い将来に必要なお金のために貯金するという場合には良いと思います。しかし、最近は利率が低いので、貯蓄保険のメリットは薄く個人的にはおすすめしません。
◆貯蓄保険の注意点
貯蓄保険は死亡した場合も積み立てた分と同額しか支払われません。そのため、家族にお金を残す目的には向いていないと思います。
貯蓄型なので、掛け金も基本的には高額になりやすいので、注意しましょう。