高額医療費には高額療養費制度という制度があって、健康保険で医療費を負担してくれますが、還付されるまでの間があるので、その間は一度立て替え払いをする必要があります。
しかし、高額療養費貸付制度という制度があって、その間のお金を貸してくれます。
さらに、限度額適用認定証というものがあり、こちらを窓口に出せば、自己負担限度額の支払いだけで済み、高額な医療費の立て替え払いを心配しなくても良くなります。
◆「限度額適用認定証」とは?
健康保険には高額療養費という月の医療費の自己負担が一定の金額以上になった場合に、それ以上は負担してくれるという制度がありますが、それでも一度は自分で支払う必要があります。一時的な立て替えですが、戻ってくるのは3ヶ月後なので、その後の生活に支障が出てしまうこともあるでしょう。
そんなときのためにあるのが「限度額適用認定証」です。こちらを取得して病院に提出しておくと自己負担限度額の支払いだけで済み、超過分の医療費の立て替えも、払い戻しの手続きも必要ありません。
以前は、入院したときだけに限られていましたが、2012年4月から通院治療で限度額を超える場合にも利用できるようになっています。
◆どうすれば発行できる?
限度額適用認定証は、加入している公的医療保険制度の窓口に発行を依頼します。
・「国民健康保険」→市区町村
・「会社員」→健保窓口、協会けんぽのコールセンター
本人がすでに入院中なら、家族が変わりに請求しても大丈夫です。70歳以上75歳未満の人は「高齢受給者証」でよく、認定証は不要です。住民税非課税世帯に該当する人は「限度額適用、標準負担減額認定証」が年齢に関係なく交付されます。
認定証は1年間有効なので、健康が優れないようなら、事前に申請して取得したり、家族にこのことを伝えて何かあったときには変わりに取得してもらうように説明しておくと安心です。