団体保険は基本的には団体に所属している人が加入する保険も、住宅ローンを組んだ人が加入する団体信用生命保険も、死亡保障が基本ですが、中には死亡保障以外の保険もあり、それが「団体年金」です。
◆団体年金とは?
企業の従業員に対して、退職後終身または一定期間の年金を支給する企業年金保険、サラリーマンの年金である厚生年金の報酬比例部分の一部を代行する厚生年金基金保険などもあります。
平成14年4月からは、従来の「厚生年金基金」に加え、新たに「基金型企業年金」と「規約型企業年金」が導入されました。これらに伴い「適格退職年金」については、平成14年4月以降新たに契約することができなくなり、平成24年3月までに、他の年金制度に以降するなどして廃止されました。